昨日の記事で案内した、
「放送法遵守を求める視聴者の会」と「放送メディアの自由と自律を考える研究者有志」の
公開討論「テレビ報道と放送法 ―何が争点なのか」 2016 06 16」の中で、
ケント・ギルバート氏の発言、テレビのGHQの呪縛部分(WGIP)のみを記録しました(要約です)
全体通してめちゃくちゃ面白かったんですが、特に質疑応答のコーナーをプロ市民とリテラ記者が乗っ取ってキチガイ批判していたのには苦笑するしかありませんでした
ちなみにニコ生の最後の「どっちに賛同できるか」アンケートは93.3%で勝負アリでした!さぁ、どっちに軍配でしょう~!
それにしても、日本のマスコミタブーを、マスコミの前でどんどん喋っちゃうケント・ギルバートさんはスゴイ!
49:00~「ちょっと遡って、メディアがどうしてこういう形になったのか話したいと思う。
GHQは日本国憲法第21条に「表現の自由と検閲の禁止」を制定させた。
一方で報道禁止30項目を定めたプレスコードの遵守をメディアに命じ事後検閲を行った。つまり終戦後、日本のメディアは報道の自由は無かった。
プレスコードの内容の確認したい。この目的は日本人の徹底的な洗脳。今までの価値観をぶっ壊して愛国心を破壊して日本人の精神の奴隷化を図るGHQのマインドコントロール計画だった。
- SCAP(連合国軍最高司令官もしくは総司令部)に対する批判
- 極東国際軍事裁判批判
- GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判
- 検閲制度への言及
- アメリカ合衆国への批判
- ロシア(ソ連邦)への批判
- 英国への批判
- 朝鮮人への批判
- 中国への批判
- その他の連合国への批判
- 連合国一般への批判(国を特定しなくとも)
- 満州における日本人取り扱いについての批判
- 連合国の戦前の政策に対する批判
- 第三次世界大戦への言及
- 冷戦に関する言及
- 戦争擁護の宣伝
- 神国日本の宣伝
- 軍国主義の宣伝
- ナショナリズムの宣伝
- 大東亜共栄圏の宣伝
- その他の宣伝
- 戦争犯罪人の正当化および擁護
- 占領軍兵士と日本女性との交渉
- 闇市の状況
- 占領軍軍隊に対する批判
- 飢餓の誇張
- 暴力と不穏の行動の煽動
- 虚偽の報道
- GHQまたは地方軍政部に対する不適切な言及
- 解禁されていない報道の公表
で、これを日本のメディアは守った。守らなければ閉鎖されるから。GHQは完全にこれをコントロールした。
その裏づけとしての一次資料。例えば、新聞に関して開示された米国の資料だが、『こういう記事を書かせました』という報告書の一部。
それから本に関しては、CIE(民生局・GHQの事)が『こういう本を書かせました。そして良く売れた』という報告。ラジオに関しては、例えば「真相はこうだ」という番組を、民生局・GHQが『私達はこういう風に作るように指示した』という報告もある。
実は、この番組の中で初めて南京大虐殺が報道されてしまった。それはアメリカの陰謀だった。
映画に関しては『こういう映画をたくさん作らせました』という、、一次資料を一部紹介した。この体験を通して、日本のメディアは世論の誘導と形成に快感を覚えた。71年後の現在も事後検閲と恣意的な報道を続けている。
かつてGHQの命令で行ったやむお得ず行った(売国)行為を、昨今は何の目的で行うのだろうと疑問。どうも今のマスコミは、民主主義が要求している双方の情報提供、最終判断を国民に任せる体制になっていなくて、自分達が世論を作る・誘導するような姿勢になっている気がする。
その一番象徴的な事は、岸井さんの『私達はいつまでも続けてこれに反対しなければならない』という安保法制についてのコメント。
そういう体質は私は非常に傲慢で、全体主義的だと思っている。是非謙虚になって、情報提供者である事をもう一度自覚して頂きたい。メディアに世論を構成してくれ、誘導してくれ、と誰もお願いしていない。
砂川浩慶氏「・・民法テレビも出来ていない頃のGHQのコードを出して、ポンと70年跳んで、それとあたかも結びついているような議論をする場なのか?(笑) 」
ケント・ギルバート氏「メディア全体の話であって、テレビはそれを引き継いでいると思います。」
ちなみに、このあとケントさんは、昨日の虎ノ門ニュースでも話をしていた、「マスコミへの弾圧・圧力」の正体の話を集まったマスコミの前でもしていました
《【ケントギルバート・上念司】明日(6/16)の3×3公開討論「テレビ報道と放送法・何が争点なのか」&「放送業界の全体主義」の話 【虎ノ門ニュース】》2016年6月15日
ケント氏「・・メディアは本当は弱い。みんなに遠慮しているから。弾圧があると言うが、古舘伊知郎氏が「政府の弾圧は無かった」と朝日新聞に語った。岸井成格さんも記者会見で「直接的な圧力は無い」と断言した。次のサンモニでは「圧力を感じた」と。無い事を感じたのなら、これは宗教ですね。」
上念氏「そうです。病院に行かれたほうが良い。」
ケント氏「放送関係者が現場で感じる弾圧の正体とは何かというと、彼らが遠慮しているのは経営者、株主、番組スポンサーに対して。それから芸能事務所、タレント、圧力団体(具体的には民潭・朝鮮総連・宗教団体、組織的な抗議電話してくるような団体)
あと、中国と韓国になぜか遠慮してる。それはプレスコードの名残だと思う。だから我々の知る権利はどうしたんだ?、本当に。彼らが遠慮している所は見せない。そして彼らの偏った政治思想だけは言ってくる。それ以外のものは言わない。テレビを見て信じてしまう人が多いと思うが信じない方がいいよ。」・・
関連記事 洗脳ラジオとは・・
大東亜戦争(太平洋戦争)敗戦後の被占領期、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) の占領政策の一環として、1945年(昭和20年)12月9日より10回にわたりNHKラジオ第1放送および第2放送で同時放送された宣伝番組。・・・
岸井成格氏の勘違い発言とは
《岸井成格「メディアとして廃案の声をずっとあげ続けるべき!」&嘘つき野党議員達(福山哲郎・蓮舫)&「安保語るタレント続出」と報道する毎日新聞 【NEWS23・ビビット】》2015年9月18日
・・岸井氏「さっきね、河野(洋平)さんとのインタビューでもあったようにこの法案っていうのがとにかく憲法違反であるっていう事が非常に強い、そういう疑いが強くなって来た訳ですね。しかも同時にアメリカとの軍事一体化が進むという事ですから、
やっぱりメディアとしても廃案に向けてね、声をずーーっとあげ続けるべきだというように私は思いますね。」・・
怒ってるズとは
《「私たちは怒っています!高市『電波停止』発言は憲法・放送法の精神に反している」(青木理、大谷昭宏、金平茂紀、岸井成格、田勢康弘、田原総一朗、鳥越俊太郎)》2016年3月 1日
TBS系・テレビ朝日系で重用されているジャーナリスト達6人が、恥ずかしい会見を開きました。
もともと偏った人達なので、高市発言も「恫喝」「驚く」「呆れる」「大臣失格」と色眼鏡的にしか見えず、「高市さんに恥ずかしい思いをさせなければならない」そうです(呆)
あまりに呆れて怒りを覚えたので、この際、この6人の過去発言(安倍総理・自民党への敵対視発言など)と、民主党政権の時のマスコミへの恫喝を再掲します。
まずはこの特定のジャーナリスト6人の会見での発言(画像はTBS・ニュース23から)
(一部特定メディア独占の)日本の歪んだ形のメディアのあり方の中、特定のアンカーの偏った主張で世論誘導するのは民主主義の原点に反します。
「放送法遵守を求める視聴者の会」が言っているように、このまま「結論ありき」の報道では確実にテレビは国民から見向きもされなくなるでしょう。
私が一番面白いと思うのは、争論・生激論。
何度も繰り返し書いていますが、国論を二分するような問題に対しては、双方の生激論をフェアな形で視聴者に見せるのがベストだし、絶対に面白い。
中立な報道なんてそもそも不可能なんだから論点が多角的に示せるし、
むしろテレビでケンカすればいい。
そして結論を見出すのは視聴者自身であるべき。
「放送法遵守を求める視聴者の会」の主張は、データに基づいた誰が見ても「偏向報道」だと判断できるもの。今回、それさえ認めようとしなかったのには、首を傾げちゃったけど・・
まっ、逃げ回ってる自称ジャーナリストたち、「怒ってるズ」より全然マシ
追加(早くも産経新聞が記事に!)
【テレビ報道と放送法・公開討論(上)】小川榮太郎氏「現状は政治プロパガンダ」、岩崎貞明氏「メディアは追い込まれている」
【テレビ報道と放送法・公開討論(下)】テレビ局の“偏向姿勢”を番組スポンサーに報告…ケント・ギルバート氏「それも国民の権利の一つだ」
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この記事へのコメント
>ニッポン放送「ボイス」に元TBSの山口さんが出演するようです。HPに放送予定が上がってました。</p>
<p>7月12日(火) 宮崎哲弥(評論家)<br />
ゲスト:山口敬之(ジャーナリスト)</p>
<p>放送地域でなくてもポッドキャストで聞けます。ご参考までに。</p>
<p><br />
知りませんでした!ありがとうございます。<br />
面白そう~♪<br />
</p>
<p>7月12日(火) 宮崎哲弥(評論家)<br />
ゲスト:山口敬之(ジャーナリスト)</p>
<p>放送地域でなくてもポッドキャストで聞けます。ご参考までに。</p>
<p>>日本マスコミがあまり報道しない事を書き込みます<a href="http://www.fujisankei.com/mobile/2015/03/19/schock-resigns/" target="_blank">http://www.fujisankei.com/mobile/2015/03/19/schock-resigns/</a></p>
<p> 舛添のセコさとは違ってハデな勘違い男ですね。 </p>
<p>>書き忘れがあったので追加を書きます<a href="http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/51562542.html" target="_blank">http://blog.livedoor.jp/saihan/archives/51562542.html</a> 堀江貴文は舛添擁護したけど、このイギリスの件どう考える<a href="http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11625.html" target="_blank">http://saigaijyouhou.com/blog-entry-11625.html</a></p>
<p> 不正はどの国でもあるけど、セコさでは舛添が一番ですね(笑)<br />
舛添擁護してる人は、説明責任せず、挨拶なしの <br />
退庁時のあの態度を見ても何にも感じないんでしょうかね?</p>
<p>>正義のミカタの毎日新聞だけど、面白いです<a href="http://www.youtube.com/watch?v=i8yFbt2BkAs" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=i8yFbt2BkAs</a></p>
<p> 舛添はもういいから、外交での大盤振る舞いをゆるした都議会・職員の追及すべきだと思います。</p>
こんにちは。</p>
<p>>日本国民の公共財、電波を複数の放送局が独占する状態だから、異論反論をバランスよく報道すべき。これを理解したくないんですね。小川さんの「まず1対9は非常識だと認めようよ」という怒気を含んだ発言に尽きます。名誉教授様がしきりに「あじぇんだせってい」と言ってましたが、テレビが報じるべきはファクトで、俺様たちの「設定」なんかじゃないですよ。</p>
<p> 全く同感です。<br />
そもそも入り口の所から学者目線でしたが、<br />
視聴者目線というのが欠けているから、議論が噛み合うわけがありません。</p>
<p>>反論側の人をググったら、砂川氏は大卒後、日本民間放送連盟に就職とありました。今の肩書きは学者でもテレビ側の主張を代弁する人ですね。見覚えあると思った東大名誉教授は、安保法案に反対する会の人。特定秘密保護法も改憲も反対なんでしょう。</p>
<p> 反対派の人達は、そういう人達というのは予想通りですね。<br />
フツーに考えれば、「1対9は非常識」はすんなり受け入れられるハズで、<br />
そこから進めないのはそういう一連の思考回路で共通なんだなぁと思いました。</p>
<p>>視聴者の会の論点は知ってたので、正直、新情報はなかったですが、「リテラ」は基地外を再確認。さらに「一般人」が「フクシマは今も放射能がだだ漏れ」などと関係ない話を枕に、モミー発言を知らない?腰が抜けるほど驚いた、などとレッテル張りしてましたが、動員かけられた関係者なのがモロわかり。</p>
<p> はい、キチガイ同士が揃って荒らしに来たんだと笑えました。</p>
<p>>どうでもいいですが、「リテラ」や「週刊金曜日」はきっと、モミー発言も知らない小川に放送法を論じる資格はない、と書きますね。</p>
<p> あのテッレル貼りの個人攻撃は本当に見苦しかったです。<br />
「アベ」となんとか関連付けようとして必死だったので、絶対にそういう記事にすると思います(呆)<br />
</p>
<p>>ころで、ヒューマンイツ・ナウが慰安婦活動有利にするためにAV業界を潰しにかかってます。まさに慰安婦活動と同じやり方で<a href="http://twitter.com/CatNewsAgency" target="_blank">http://twitter.com/CatNewsAgency</a> そして、TBS、テレ朝が懲りずにヤラセをやってます<a href="http://www.honmotakeshi.com/archives/48855650.html" target="_blank">http://www.honmotakeshi.com/archives/48855650.html</a></p>
<p> TBSとテレ朝のインタビューが偶然とすれば・・・<br />
あの女性、よっぽどインタビューされたくてウロウロしていたんでしょう。<br />
どっちにしても「蓮舫」押しはハッキリしましたけどね。<br />
「不出馬宣言」しちゃって残念でした。<br />
</p>
こんにちは。</p>
<p>> 全体を見て感じたことと言えば、上念氏は口調に感情が乗ってしまうタイプなので討論には向かない人なのかなってことと、左側の面々の中で乗り気なのが醍醐氏だけだったという物足りなさでしょうか。<br />
<br />
上念氏もケントさんも弁論部で上手いんですが、<br />
逆に、あのリテラの失礼な質問者に対しては、あの位言ってやってやって良かったと思います。</p>
<p>>醍醐氏もどんどん発言されるのはいいのですが、視聴者の会の問題提起に対して、どうにも議論が噛み合っていなかった、という点も物足りなさに拍車をかけた感じがします。ただ、左側の御三方の中で最も(というか唯一)議論に前向き且つ積極的な姿勢で臨まれたことは大変貴重であったと思います。</p>
<p> はい、噛み合っていなかったのは、醍醐氏が学者的に捉えていて、<br />
視聴者目線で考えられなかったからだと思います。だから、7%弱の支持しか得られなかったわけで。<br />
それと、まっ、あとの2人は付き添いの冷やかしでしたね。</p>
<p>>それはそれとして、最後の質疑応答は「なんじゃこりゃ」ってのばかりでしたね。唯一、司会の方針に則った質問をしたのが日テレだけという・・・。リテラは今回の討論会に全く関係ないことで無駄に質疑応答を独占するし、週刊金曜日も明後日のほうを向いた質疑で実に呆れる内容のものでした。こんな所にまで出張ってくる暇なプロ市民方はノータッチで。</p>
<p> 全く同感です。日テレだけ普通でしたね(笑)<br />
質問者たちは、どーせSNSで示し合わせて行ったんでしょうが、<br />
小川氏への個人攻撃は醜かったですねー </p>
<p>>今回、それさえ認めようとしなかったのには、首を傾げちゃったけど・・・ </p>
<p>日本国民の公共財、電波を複数の放送局が独占する状態だから、異論反論をバランスよく報道すべき。これを理解したくないんですね。小川さんの「まず1対9は非常識だと認めようよ」という怒気を含んだ発言に尽きます。名誉教授様がしきりに「あじぇんだせってい」と言ってましたが、テレビが報じるべきはファクトで、俺様たちの「設定」なんかじゃないですよ。</p>
<p>反論側の人をググったら、砂川氏は大卒後、日本民間放送連盟に就職とありました。今の肩書きは学者でもテレビ側の主張を代弁する人ですね。見覚えあると思った東大名誉教授は、安保法案に反対する会の人。特定秘密保護法も改憲も反対なんでしょう。</p>
<p>視聴者の会の論点は知ってたので、正直、新情報はなかったですが、「リテラ」は基地外を再確認。さらに「一般人」が「フクシマは今も放射能がだだ漏れ」などと関係ない話を枕に、モミー発言を知らない?腰が抜けるほど驚いた、などとレッテル張りしてましたが、動員かけられた関係者なのがモロわかり。</p>
<p>どうでもいいですが、「リテラ」や「週刊金曜日」はきっと、モミー発言も知らない小川に放送法を論じる資格はない、と書きますね。</p>
<p>今回の公開討論、ある程度飛ばし飛ばしではありますが私もつい先ほど見終わりました。<br />
全体を見て感じたことと言えば、上念氏は口調に感情が乗ってしまうタイプなので討論には向かない人なのかなってことと、左側の面々の中で乗り気なのが醍醐氏だけだったという物足りなさでしょうか。<br />
醍醐氏もどんどん発言されるのはいいのですが、視聴者の会の問題提起に対して、どうにも議論が噛み合っていなかった、という点も物足りなさに拍車をかけた感じがします。ただ、左側の御三方の中で最も(というか唯一)議論に前向き且つ積極的な姿勢で臨まれたことは大変貴重であったと思います。</p>
<p>それはそれとして、最後の質疑応答は「なんじゃこりゃ」ってのばかりでしたね。唯一、司会の方針に則った質問をしたのが日テレだけという・・・。リテラは今回の討論会に全く関係ないことで無駄に質疑応答を独占するし、週刊金曜日も明後日のほうを向いた質疑で実に呆れる内容のものでした。こんな所にまで出張ってくる暇なプロ市民方はノータッチで。</p>