前記事の続きです。(残念ながら動画は消されていました)
2006年に放映された「鬱陸島で見た!~竹島・溝は埋まったか~【TSKスーパーニューススペシャル 】(前編)の文字起こしです (青字はナレーション)
①
(鬱陵島は)朝鮮半島からおよそ130km。慶尚北道(キョンサンブクド)に所属する人口1万人足らずの島だ。 島の大きさは隠岐ドウブのおよそ1/3。この小さな島がここからおよそ90km離れた竹島の問題を調べる上で重要な鍵を握っている。
日本の古文書によると、竹島は江戸時代から日本人が鬱陵島に漁に行く為に中継地として立ち寄っていた。
一方、韓国側は元々竹島は鬱陵島の付属の島だと主張している。島根県が竹島を編入した1905年から遡ること5年の1900年。大韓帝国は勅令で鬱陵島を郡に昇格させ、行政区域を鬱陵島(ウルルンド)・竹島(チュクド)・石島(ソクド)と定めた。
韓国側研究者はこの石島(ソクド)こそ竹島。韓国名・独島(トクド)だという。
また中世の韓国の文献や地図に登場する于山島を、韓国側はこれも今の独島だとして歴史的にも韓国領であると主張している。 これに対し、島根県の竹島問題研究会は反論している。
竹島問題研究会は、竹島問題をめぐる日韓の主張を整理し分析する為、島根県が去年設置した専門家による研究会だ。
研究会の報告によると、1882年朝鮮国王の命で作られた地図には竹島が登場しないばかりか勅令が出された1900年当時、日韓両国で竹島はリァンクール島などと言われていた。石島(ソクド)を竹島とするには無理があると言う。
また18世紀に朝鮮王朝が作った地図には所謂于山島と記された島がある。これは位置的に鬱陵島の近くにある竹嶼(ちくしょ)という島の可能性が高いのだ。
これらの説を検証するため、今月、研究会は鬱陵島に向かった。
そこでは調査の成果と同時に、この問題に対する日韓のギャップが見えてきた。
-鬱陵島で見た!- ~竹島・溝は埋まったか~
韓国浦項(ポハン)、鬱陵島への高速船が就航している。
アナ「さて、調査の為に鬱陵島に向かう島根県の竹島問題研究会のメンバーなんですが、今回研究会が注目した島の名前があります。それは于山島。古くから韓国の地図や文献に記述され、鬱陵島とセットで語られていることなどから、韓国はこの于山島が竹島の事だと主張し、竹島が歴史的に韓国の領土であるという根拠にしているんです。
一方、こちらの朝鮮の古い地図。これは18世紀に朝鮮王朝が作成した鬱陵島の地図です。島の周りには多くの岩礁が描かれているんですが、その中のひとつに"所謂于山島"の文字が見えます。
そして実際に現地を見て、この地図に描かれた于山島が竹嶼(ちくしょ)だということが判れば、その結果、于山島が竹島でないことになります。
これにより、韓国側の根拠が一つ崩れると考えていて、今回の調査はそれを立証することも目的の一つとなっています。」
下條正男氏「竹島問題発端の地をですね、考査するというのが今回の目的ですし、それによってかなり様々な事実が明らかになると思います。」
浦項(ポハン)のターミナルには鬱陵島から竹島に向かう船のカウンターもある。竹島へは2つの会社が1日3往復運行し、運賃は4000円程度。 韓国が竹島を実効支配している現実を思い知らされる光景だ。 鬱陵島までは高速船で3時間。隠岐~本土間のおよそ3倍の時間がかかる。
(KTFは皆の心を込めて我々の領土独島を守ります・・携帯電話会社の竹島を守る基金の広告)
長い乗船を終え、メンバーは鬱陵島へ上陸した。鬱陵島は漁業と農業の町。
近年は観光にも力を入れている。年間20万人近い人が訪れるが、竹島観光は、観光客を増やす為の起爆剤だ。
竹島行きの待合所では慶尚北道(キョンサンブクド)教育庁の職員組合が竹島に軍隊を駐留させる事を求めシュプレヒコールを上げていた。
イ・チョルヨン委員長「独島は美しい島でした。独島は512年から韓国の領土、日本が領土の主張をする権利はないと思う」(教育長公務員労組)
研究会のメンバーは、鬱陵島を2時間ほどで一周する遊覧船に乗り込んだ。
レポーター「今、遊覧船が動き出しました。これから研究会のメンバーが船の上から視察を始めます。」(カモメが飛び交う・風光明媚な映像)
海上から、鬱陵島や周りにある数多の岩礁の位置と、日韓で描かれた地図とを見比べる。
遊覧船に乗って1時間あまり、竹嶼(ちくしょ)が見えてきた。18世紀の朝鮮王朝の地図に描かれた"所謂于山島"は竹嶼(ちくしょ)の位置にあるのか?
もしそうならば、于山島=竹島だという韓国側の主張に矛盾が生じる。・・そして。
舩杉力修氏「所謂于山島って島が描いてあるんですが、これは間違いなく、えーっと今の竹島ではなくて、目の前に見える竹嶼(ちくしょ)であるという事は、この地図とそれから現在とを見比べても間違いないと思われます。
こっから90km先の東の竹島だ、独島だという主張はもう、まったく(笑)現地を見ても地図を見ても合っていないという事が判ると思います。」(島根大学法文学部助教授・歴史地理学)
また、この日は竹島が描かれていない1882年の地図や江戸時代に描かれた日本の地図も見比べ、いずれも正確に描かれていたことが判った。
下條氏「1882年にですね、李奎遠(リ・ケイエン)って人が王様(高宗)の命令を受けて鬱陵島の調査をしているんですね。その時の地図とですね、引き合わせているんですね。その時には今の竹島をですね、見ていないんですね。そういう意味ではですねぇ、1880年代も韓国側としてはですね、現在の竹島を認識していなかったという事をですねぇ、その地図を見ながら、そしてそれを見て、この様子を見るとですねぇ、ハッキリ確認が出来ました。」(船上)
②
鬱陵島の東南、8000㎡もの敷地にある独島博物館。
およそ10年前、韓国の大手企業(サムスン)が鬱陵島に建設し、今は年間10万人を超える観覧者が訪れる。 館内には韓国側の主張を裏付けるとされる様々な資料が展示されている。
下條教授は入り口に展示してある大きな地図を見て、早速矛盾点を指摘した。
下條氏「・・だけど、今言ったようにコレ、まったく位置が逆ですから、これは事実を歪曲している。」
一方で、韓国側の研究者は、今回の研究会の調査や主張に対し、疑問や疑念を抱いている。
チェ・チャングン氏「古文献と古い地図からを見るとですね、独島は韓国の領土と解釈されるのが普通なんですね。
で、しかしあの、下條先生は特にですね、竹島問題研究会の中で、特に下條先生はそのー、竹島は日本の領土であることを前提として調査を始めているわけで、解釈も全ての文献もですね、日本の領土であることに解釈をひっくり返ってるんですね。
それで、で、今回の調査もその一環としてですね、その日本の領土であることを前提にしてですね、それを日本の領土の論理を作る為に来たというその意味あいが強いんで、そういう意味で一応懸念というか、相当心配ごとあります。
独島関連の資料はですね、朝鮮東海(日本海)にですね、2つの島があると。その島の距離はですね、天気がいい日にはよく見られる。そういうふうなそういう根拠が、、そういうものがあるんですね。で東海に2つの島があるんで、その1つは鬱陵島であって、もう1つは于山島であると。于山島はどれかということですね。
で、そこで今回、あの、鬱陵島を船で回った時、竹嶼(ちくしょ)という島があって、観音島という島があって、また小さい多くの島がありましてね、竹嶼(ちくしょ)と観音島、あんまり区別出来ない。
ただ鬱陵島の周りの一つの島という感じ。小さい環礁というようなもの、たくさんあるんで、じゃあそれと竹嶼(ちくしょ)と観音島と、あんまりひとつの、こう大きな、島、鬱陵島と対比出来る東海に2つの島があって、1つは鬱陵島でもう1つは于山島であるんですね。
竹嶼(ちくしょ)っていうのは鬱陵島に対比してくるもう一つの島として解釈するのはあまりにも無理、無理ですね。無理ですね。酷い、酷い解釈じゃないかと(笑)思う、、」(大邱大学 専任講師)(全て日本語)
大邱大学のチェ・チャングン専任講師は今年7月、竹島問題研究会に招かれ韓国側の主張を披歴した。今回、鬱陵島では研究会のメンバーの依頼を受け、案内役を務めている。
チェ・チャングン氏「下條さんをはじめ、その竹島問題研究会がやっているその仕事を見てですね、そのー、研究会の主張もあるわけですね、竹島問題の自分なりの根拠を持ってるし、それを私も知ってですね、えー、また私は、韓国は、韓国はと言うか、まぁ竹島問題の、独島問題の本質ですけどね、本質をそのまぁ探る、そういう風な立場でですね、その竹島問題研究会の方々の解釈を問題であるとですね、そんなに反論したりする必要があると、それでお互いのですね、研究者が向かい合ってですね、徹底的に議論することで本質が出てくると思うんですね。そういう意味で、やっぱ論議または議論が必要だと思ってるんです。」(日本語)
滞在中はしばしば下條教授と論争する場面があった。
(韓国KBSのテレビ取材中、互いに相手国の言葉、朝鮮語と日本語が飛び交う激しい論争の様子 必死でまくし立てる大邱大学のチェ・チャングン専任講師と笑顔の下條教授)
独島博物館でも・・(まくし立てる韓国人専任講師と冷静な下條教授)
チェ・チャングン氏「アナタのせいでですね、実際、本質、、変に解釈してですね歪曲してるわけですよ!アナタのせいで竹島問題研究会は駄目になってるわけですよ!"#$%&'()」
下條氏「いやだから、正しいことを書いてるだけですよ。」
チェ・チャングン氏「正しい事#$%&'()=」 下條氏「じゃあこれを見て下さい。」
(江戸時代、鬱陵島から日本人を追い出したとするジオラマの前・・・・いるはずのない武士の姿が!)下條氏「こんな事実がありましたか?」
チェ・チャングン氏「アナタ知ってるの?! アナタ、知ってるの?! アナタ?! 知ってるんですかこういうの!」
下條氏「こういうのあり得ないでしょう。」 チェ・チャングン氏「見たことありますか!」
下條氏「見た事・・(笑) 」
こうした韓国側研究者の思いが爆発したのが・・(つづく)
後半、火病により、韓国人研究者発言の書き起こし断念・・
独島博物館内で、于山島と鬱陵島の位置を逆にして展示しているように、独島博物館のジオラマ江戸時代に鬱陵島にちょんまげ姿のサムライがいたのも完全に捏造です。あり得ません。
また、竹島の認識という点なら、日本には正確な地図等がいろいろあります。
検証するまでもなく、于山島が竹島(独島)のわけがありません。鬱陵島から肉眼で見えるというのも怪しい~(;一一)
韓国人が竹島を領有したと言い張る512年は、日本聖徳太子 韓国高句麗・百済・新羅 の時代・・そんなの意味ある??
サンフランシスコ講和条約・・竹島について、日本は、国際社会の中でちゃんと手続き踏んでいたから、日本領と認められて、韓国は、異議を唱えたけど戦争取得じゃないから却下されたという簡単な話。
そっちじゃ勝ち目ゼロだから、竹嶼を竹島とすり替え、展示物捏造してまでも(思い込みか勘違いかも)歴史的に領有してたことにしちゃってるからややこしい。
次に出てくる研究者たちも、冷静じゃないし、全然客観的じゃない・・だめだこりゃ
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この記事へのコメント
<p>>「見たことありますか!」って、自分は見てきたかのような・・・<br />
己の胸には聞いてみないのねー<br />
下條先生、鏡を持って行かないと!(笑</p>
<p> なんとか言い負かそうとしていたけど、もう興奮して火病って聞き取れないんですよ(苦笑)<br />
冷静な議論なんてとても出来ない人達だと、この時確信しました。</p>
<p>>前回の安某も2回目の来日・・・というか鳥取藩再来時には<br />
実在しない官名を名乗って煙に巻こうとしたんですね。<br />
で、まんまと引っ掛かってうろたえた鳥取藩・・・<br />
本当に嘘の天才ですね。まさに、息を吐くように。<br />
スラスラと嘘の官名を名乗り、しかも、騙されそうな相手を選び・・・<br />
対馬藩なら騙されなかったでしょうにね。</p>
<p> はい、 対馬藩は慣れているから騙されなかったかも。<br />
それにしても虚栄を張るホラ吹きってタチ悪いですよね。<br />
鳥取藩が振り回されたのもちょっと分かる様な気がします。<br />
</p>
己の胸には聞いてみないのねー</p>
<p>下條先生、鏡を持って行かないと!(笑</p>
<p><br />
前回の安某も2回目の来日・・・というか鳥取藩再来時には<br />
実在しない官名を名乗って煙に巻こうとしたんですね。<br />
で、まんまと引っ掛かってうろたえた鳥取藩・・・<br />
本当に嘘の天才ですね。まさに、息を吐くように。<br />
スラスラと嘘の官名を名乗り、しかも、騙されそうな相手を選び・・・<br />
対馬藩なら騙されなかったでしょうにね。</p>